在宅介護職による金銭管理支援|医療・福祉|ご相談事例集|早稲田成年後見サポートセンター

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CASE02在宅介護職による金銭管理支援

医・福

ご相談内容

私は現在ケアマネージャーをしております。私が担当している方で、何名かの方は独居の方で、身近に親族の方もいらっしゃいません。皆様ご高齢のため、銀行にお金を下しに行ったり、各種支払いを行ったりということが難しいということで、ご本人の同意を得たうえで私がこういった事務をボランティアで代行しております。
 こういった行為は問題ないでしょうか。

回答

ケアマネージャーという職業はご本人の非常に身近に位置する職業ですので、恐らく相談者の方もご本人の信頼を得てこういった事務を行われているのであろうと思います。 
 しかしながら、ご本人の信頼を得ていたとしても、いざ問題が生じたときにはご自身の責任を問われかねないといった事態も生じます。また、福祉サービスを提供する側の人間が、サービス対価の支払いを代行するというのは、法律的には利益相反の恐れがあります。
 こういったトラブルを避けるためには、ご自身一人で無理をするのではなく、役割分担を行い、財産管理は成年後見人等に委ね、自身はサービス提供に専念するといった意識が必要ではないかと考えます。
 また、成年後見人等は、ご本人の今後の生活環境をどのように設定していくかということに関してもケアマネージャー様と二人三脚で考えていく存在でもあります。今後施設入所や病院への入院も想定される独居高齢者に関しては、このような体制構築をご検討頂ければと思います。

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