親族による経済搾取|医療・福祉|ご相談事例集|早稲田成年後見サポートセンター

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CASE03親族による経済搾取

医・福

ご相談内容

私は、病院でケースワーカーを行っておりますが、最近当院に入院された患者様のご家族がご本人の年金を使い込んでしまっているためか、度々入院費を滞納するというケースが出ております。
 最近ではその頻度が多くなってきたため何とか対応をしたいのですが、ご本人の認知症状も進んでおり、状況の改善が見込めません。どうすれば良いでしょうか。

回答

最近親族によるこのようなケースが良く見受けられます。こういったケースは、親族が生活苦や借金返済等の理由から、ご本人の年金を全て引き出して使い込んでしまっており、その頻度が少しずつ増えていくのが典型的です。
 このような場合、ご本人の意思がはっきりしていない場合や、他に協力してくれる親族がいないと成年後見制度につなげることが難しく、被害が拡大してしまいます。経済虐待のケースとして、各自治体の高齢者支援課等(自治体により名称は異なります。)に連絡し、首長申立(自治体が調査の上、成年後見制度の申し立てを行う制度です。)の打診を行うのが望ましいのではないかと思われます。
 なお、首長申し立てにおいては候補者がいないと手続きが速やかに進まない場合がありますので、そのような場合には当法人が候補者として就任させていただくことも可能です。

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