キーパーソン不在の施設利用者|医療・福祉|ご相談事例集|早稲田成年後見サポートセンター

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CASE05キーパーソン不在の施設利用者

医・福

ご相談内容

 私は、現在ケアハウスにて施設相談員を行っています。当施設にご入居されている方で、ご親族の支援が得られていない方がおります。
 今はまだその方もお元気なのですが、将来的には判断能力の低下や身体機能の低下により他の施設や病院へ移らなければならない可能性がありますが、その際に手続的に支援をしてくれる方がいないと、当施設としても対応に苦慮すると考えられます。どうすればよろしいでしょうか。

回答

 ケアハウスは、一般にはある程度自立されている方を対象とした施設ですので、ご質問のように、入居者の自立度が落ちた場合には次の施設を探す必要が出てくる場合があります。特に判断能力が低下してしまわれた場合には、次の施設が見つかっても自ら契約を交わすことが困難となるため、当該施設からの速やかな移転は難しくなる恐れがあります。
 このような場合、ご親族が身近で支援していればそれほど問題は大きくならないかもしれませんが、そうでない場合には事前の対応が必要となります。
 そこで、ご本人の現在の判断能力の程度にもよりますが、任意後見契約や法定後見制度を利用し、ご親族に代わるキーパーソンとして任意後見人候補者や補助人等を予め選任しておき、将来の判断能力低下のリスクに備えることが有用であると思われます。

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