親族が遠方にいる場合|個人|ご相談事例集|早稲田成年後見サポートセンター

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CASE09親族が遠方にいる場合

個人

ご相談内容

現在、高齢になる父が日本に1人で生活をしております。私は、仕事の関係で現在イギリスで生活をしておりますが、万が一の際にすぐに対応することは困難な状況にあります。また、日々の生活がきちんと送れているか不安もあります。
 出来れば、父の身の回りの世話や財産管理、生活状況の変化への対応等を行って頂くと同時に、亡くなった場合には葬儀の対応等をお願いしたいのですが、どうすれば宜しいでしょうか。

回答

 現在のお父様の状況にもよりますが、例えばまだ判断能力がしっかりしている場合には、お父様との間で任意後見契約を締結するということが考えられます。また、すでに判断能力が低下・喪失してしまっている場合には、法定後見人の選任を家庭裁判所に申し立てるという方法もあります。この場合は、原則として4親等内の親族の方に申立てのご協力を頂く必要がありますので、相談者様において申立手続きに協力頂く場合があると思われます。
 上記のような形で成年後見人等が就いた後、介護サービスの導入や状況変化への対応を任せ、適宜報告をお願いする等をしておけば宜しいかと思われます。また、葬儀に関しても、予め成年後見人等との間で契約をしておいて、万が一の場合の対応方針を定めておくと宜しいかと思われます(成年後見人等の権限は、本人が死亡することで失われる為、別途契約の取り交わしをしておいた方が良いと思われます。)。

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